病気でもないのに、足がだるくて座っても立ってもつらいという人。その足のだるさの多くは、足の血流が悪くなっていることが原因です。血流が滞った状態をうっ血と言います。

足がむくんだり、だるさが生じる「うっ血」

私たちの体内を流れる血液は心臓から送り出され、足を通って全身に流れ、また心臓に戻ります。

このとき、血液は酸素や栄養分を各器官に届けるとともに、余分な老廃物などを回収する役割をしています。

特に足は血液を下から上に送るポンプ作用をしている大事な器官ですが、うっ血が起こると血液中にある老廃物などが流れずに溜まってしまいます。

この状態が続くと足がむくんだり、だるさが生じるのです。

老廃物を流して足のだるさを改善するストレッチ

足のだるさを改善するには、うっ血を解消することが大事です。血液の流れを良くすることによって老廃物を流してしまいましょう。

そのためには足のストレッチがおすすめです。ポイントは足先から始めることです。

まずは、指回しです。片足の指を一本ずつ両手を使って回しましょう。

次に、足首をできるだけ大きく回します。立って行っても座って行ってもかまいません。さらに、ふくらはぎを両手でつかんで、下から上にくるくるともみあげます。

最後は、座った状態で片足の膝を立てます。立てた膝の裏に両手の親指をぐっと差し込み、その状態で円を描くように足を大きく回します。

膝の裏側にはリンパ節がありますから、