自律神経は全身の血管や内臓の働きなど、ヒトが生きる上で重要な機能を司る神経の総称です。

この神経の働きが極度に乱れるのが自律神経失調症で、様々なストレスを受けやすい現代では注意が必要な病気の一つです。

今回は、自律神経を整えるツボを紹介します。

自律神経失調症改善ツボ①手にあるツボ

手首中央の2本筋の真ん中にある「内関」というツボは、イライラしたときなど精神的ストレスを感じたときに、緊張をほぐす効果があります。

押すときは強く押さず、気持ちいいと感じる程度の圧力で押しましょう。

親指と人差し指の付け根の間にある「合谷」というツボは、押すことで脳の血流を良くし、頭痛の改善に効果的です。

また頭痛からくる肩こりにも相乗効果を期待できます。

自律神経失調症改善ツボ②足にあるツボ

足の第2と第3の趾の間にある「内庭穴」というツボは、消化不良など胃腸関連の不調改善に効果的です。

左右で同じ程度の圧力で押したときに、痛い方を中心にマッサージします。

足の親趾と第2趾の間、足の中心あたりの甲にあるツボは「太衝」といい、何となく体がだるい、なんだかイライラするなど全身の自律神経失調症の症状を改善させるのに有効です。

太衝と同じ高さで、第4趾と第5趾の間にあるツボが「足臨泣」です。ここを押さえることで、偏頭痛や足がつるなどの症状の改善する効果があります。

まとめ：体にあるツボを活用して、自律神経失調症を改善へつなげよう！

自律神経失調症は様々な症状を起こし、特定の薬だけでは改善しにくい病気です。

各種ストレスが原因の一つであり、今回紹介したツボは、