夏の暑い時期になると、知らない間に疲れを溜め込み、体がダルくなってしまうことがあります。

そんな夏バテの症状をお手軽に改善するツボを紹介していきます。

暑さで胃の調子が悪かったり、食欲が涌かないような時には「鳩尾（きゅうび）」や「中脘（ちゅうかん）」のツボを刺激しましょう。

夏バテ改善ツボ①鳩尾（きゅうび）

鳩尾は「みぞおち」とも読み、胸骨のやや下、みぞおち上部の位置にあるツボです。

交感神経の集中している経穴ですので、ここを刺激することで交感神経の働きが活発になり、基礎代謝や消化活動を高めることができます。

また、鳩尾は精神安定のためのツボとも言われており、精神の不安感や体の不快感を和らげる効果も期待できます。

夏バテ改善ツボ②中脘（ちゅうかん）

中脘も、消化器官の働きを促すツボです。

みぞおちと臍（へそ）の中間くらいの位置にあり、食欲不振や肩こりにも効くとされています。

鳩尾も中脘も体の繊細な箇所にあるので、あまり強く刺激しすぎず、空腹時にそっと指圧するようにしましょう。

夏バテ改善ツボ③他にも色々

他にも、全身の漠然とした疲労感には、足の裏の中央上部にある「湧泉（ゆうせん）」への刺激が効果的です。

冷房による体の冷えには、足の内側、くるぶしから指4本分上の位置にある「三陰交（さんいんこう）」を指圧したり、温めたりするといいでしょう。

まとめ

夏バテにも様々な症状があるように、夏バテに効くツボにも様々な効果を持ったものがあります。自分の夏バテの特徴を